IT・WEB知識

未経験WEBデザイナーのポートフォリオ|作品がなくてお悩みの方に

yamagata

未経験からWEBデザイナーを目指す際、ポートフォリオが必要になる場面が多くあります。しかし、実務経験がない場合、どのようにポートフォリオを作成すればよいか悩む方も多いはず。本記事では、未経験者が効果的にポートフォリオを作る方法を解説します。具体例や初心者でも始めやすいアイデアを交えながら、実践的なアプローチをご紹介します。

1. ポートフォリオとは何か?

ポートフォリオは、自分のスキルやセンスを示す作品集のことです。WEBデザイナーの場合、これまでに作成したWEBサイトやデザインの事例をまとめたものが該当します。企業やクライアントはポートフォリオを通じて、応募者のスキルやセンス、取り組み方を評価します。

未経験者の場合でも、工夫次第で十分魅力的なポートフォリオを作成できます。重要なのは、”自分の強みを最大限に伝えること”です。

2. 未経験者が作品を用意する方法

自主制作を活用する

未経験者にとって、まず取り組みやすいのが自主制作です。架空の企業やプロジェクトを想定してデザインを作成することで、実際のクライアント案件に近い形で練習できます。

例: 架空のカフェのWEBサイトデザインを作成

  • カフェ名やコンセプトを自分で決める
  • 配色やレイアウトの工夫
  • ユーザーが使いやすいデザインを意識

チュートリアルを活用する

WEBデザインの学習サイトや動画チュートリアルを利用して制作物を作るのも一つの方法です。完成した作品はポートフォリオに載せることができますが、その際に自分なりのアレンジを加えるとオリジナリティが出ます。

知人や身近な人の依頼を受ける

家族や友人の小さな依頼を受けるのも良い方法です。例えば、友人が経営するお店のチラシや名刺デザイン、簡単なWEBサイト作成など、実際の使用目的がある作品は信頼性が高まります。

3. 初心者向けのポートフォリオ構成

表紙

最初に名前、連絡先、簡単な自己紹介を記載します。表紙はシンプルで見やすく、プロフェッショナルな印象を与えるようにしましょう。

作品ページ

各作品ごとに以下のポイントを記載すると良いです:

  • プロジェクト名
  • 制作の目的や背景
  • 使用したツールやスキル(例: Adobe XD, Photoshop, HTML/CSS)
  • 制作過程や工夫した点

自己PRページ

自分の強みや目指しているデザイナー像を簡潔にまとめます。未経験者の場合、学習に取り組んでいる姿勢や成長意欲をアピールすることが重要です。

4. 効果的な見せ方の工夫

デザインに一貫性を持たせる

ポートフォリオ全体に統一感のあるデザインを採用すると、プロフェッショナルな印象を与えます。例えば、色やフォントを揃えることで、見やすさが向上します。

制作意図を明確に伝える

各作品の説明文では、”なぜそのデザインを選んだのか”を具体的に記載しましょう。たとえ未経験でも、考え方を示すことで評価されることがあります。

実際の使用感を伝える

可能であれば、WEBサイトのデモやモックアップを用意し、実際にどのように動作するかを見せると説得力が増します。

5. ポートフォリオ作成後の活用方法

応募時にリンクを添付

ポートフォリオはデジタル形式で保存し、応募書類と一緒に提出できるようにしましょう。URL形式やPDFでまとめると便利です。

SNSやポートフォリオサイトで公開

自分の作品を公開できる場として、BehanceやDribbble、Twitterなどを活用するのもおすすめです。定期的に更新することで、自分の成長をアピールできます。

他者からのフィードバックを受ける

完成後は、信頼できる知人や同業者に意見をもらいましょう。改善点が見つかり、より良いものに仕上がります。

6. まとめ

未経験からWEBデザイナーを目指す際のポートフォリオ作成は、工夫次第で可能です。自主制作や学習の成果を活用し、自分の強みをアピールすることが大切です。まずは一歩を踏み出し、試行錯誤を楽しみながら進めてみましょう。完成したポートフォリオが、あなたの夢を叶える大きな助けとなるはずです。

ABOUT ME
みやび
みやび
WEBディレクター&ブロガー
2000年生まれ、WEB制作会社でWEBディレクターとして働きながら、副業でブログを運営している社会人です。大学では体育を専攻し、教員免許を取得しましたが、コロナ禍をきっかけにWEB業界に興味を持ち、未経験からWEBデザイナーとして就職。その後転職し、現在はWEB制作会社でWEBディレクターとして勤務しながら、WEBに関する様々な情報を発信しています。
記事URLをコピーしました