コラム

未経験からwebデザイナーになる方法|実際の就職経験を元に解説

yamagata

近年、未経験からwebデザイナーになりたいと考える人が増えています。ただ、「全くの未経験の状態から本当になれるのか」「今さら遅いんじゃないか」といった不安を持っている方も多いと思います。本記事では、実際に自分が未経験からwebデザイナーに就職した経験を基に、その具体的なプロセスと必要なスキル、さらには就職活動で役立つアドバイスを詳しく解説します。初心者の方でもわかりやすい内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 未経験からwebデザイナーを目指すために

未経験で新しい職種に挑戦するのは不安がつきものです。しかし、webデザイナーになるには、まず自分の目標を明確にし、覚悟を持つことが大切です。

転職活動は、まるで新しいスポーツを始めるようなものです。初めは何から手をつけていいかわからないかもしれませんが、目標を設定し、計画的に練習を積むことで少しずつ上達します。webデザインも同じで、基礎から始め、実践を通して成長していけます。

また、「成長の過程を楽しむ心構え」も重要です。初めての成果物が理想に及ばなくても、それを改善していく経験こそが貴重です。

2. 必要なスキルと学習方法

webデザイナーとして必要なスキルには、以下のようなものがあります。

必要なスキル

  • デザイン基礎知識:色彩理論、レイアウト、タイポグラフィなど
  • デザインツールの使い方:Photoshop、Illustrator、Figmaなど
  • コーディングスキル:HTML、CSS、JavaScriptの基礎

学習方法

  1. オンライン学習プラットフォームの活用
    • ProgateやUdemyなどのサービスを使うと、初心者でもわかりやすく学べます。
  2. 模写練習
    • 実際のサイトを模倣してデザインを再現することでスキルを磨けます。
    • 例えば、シンプルなブログデザインやECサイトのトップページを模写することで、基礎を固めることができます。
  3. 実践的なプロジェクト
    • 自分で架空のサイトを作成して、実践経験を積むと良いです。たとえば、友人の趣味をテーマにしたサイトを作るなど、身近な題材を選ぶと取り組みやすいでしょう。

学習スケジュールの提案

  • 1か月目:デザイン基礎とツールの操作を学ぶ
  • 2か月目:模写と簡単なコーディングを実践

3か月目:ポートフォリオ作成を目指す

3. ポートフォリオの作成と活用方法

ポートフォリオは、自分のスキルやセンスをアピールする重要なツールです。

ポートフォリオの作り方

  1. 代表的な作品を選ぶ
    • クオリティの高い作品を厳選しましょう。
  2. プロジェクトの詳細を記載する
    • 使用したツールやスキル、制作プロセスを具体的に記載します。
  3. オンラインで公開
    • BehanceやGitHubなどで公開すると、採用担当者に見てもらいやすくなります。

ポートフォリオ例

  • ブログデザイン:シンプルで見やすいレイアウトを意識した作品
  • ECサイトトップページ:商品の魅力を引き立てるデザイン
  • 自己紹介サイト:自分のスキルや背景を紹介する内容

活用方法

  • 応募時に提出する
  • 面接で解説する
    • 作品の背景や工夫した点を具体的に話すと、採用担当者に好印象を与えます。

4. 就職活動のポイントとコツ

未経験からwebデザイナーに転職するためには、戦略的な就職活動が必要です。

応募先の選び方

  • 未経験歓迎の求人を探す
  • インターンシップを活用する
  • 企業のカルチャーを重視する
    • 自分の働きやすい環境を見極めることが大切です。

面接の準備

  • 自己紹介の練習
    • 自分の強みや熱意を簡潔に伝えましょう。
  • ポートフォリオの説明
    • 制作の背景や工夫したポイントを自信を持って話すことが重要です。
  • 逆質問を用意する
    • 例えば「御社ではどのようなデザインプロジェクトが多いですか?」と質問すると、興味を示せます。

5. 実際の経験から得たアドバイス

私が未経験からwebデザイナーになった経験から、特に重要だと感じたポイントを以下に挙げます。

継続する力の大切さ

デザインのスキルは一朝一夕には身につきません。毎日少しずつでも努力を続けることで、必ず成果が現れます。

仲間やメンターを見つける

コミュニティやSNSを活用して、同じ目標を持つ仲間や経験者とつながることも重要です。質問や相談がしやすくなり、モチベーションを維持できます。

実際のエピソード

最初に応募した企業では、ポートフォリオの完成度が低く不採用になりました。しかし、そのフィードバックをもとに改善し、次の応募先では「デザインの成長が見られる」と評価され、内定を獲得しました。

6. まとめ

未経験からwebデザイナーになるためには、基礎知識の習得から実践的なスキルの磨き上げ、そして効果的なポートフォリオの作成と就職活動が鍵となります。本記事を参考に、自分の目標に向けて一歩ずつ進んでいきましょう。行動を起こすことが成功への第一歩です。失敗を恐れず、挑戦を楽しみながら前に進んでください。

ABOUT ME
みやび
みやび
WEBディレクター&ブロガー
2000年生まれ、WEB制作会社でWEBディレクターとして働きながら、副業でブログを運営している社会人です。大学では体育を専攻し、教員免許を取得しましたが、コロナ禍をきっかけにWEB業界に興味を持ち、未経験からWEBデザイナーとして就職。その後転職し、現在はWEB制作会社でWEBディレクターとして勤務しながら、WEBに関する様々な情報を発信しています。
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