WEBサイトの種類とは？サービスや目的別にサイトを分類して解説

WEBサイトにはさまざまな種類があり、それぞれが特定の目的やサービスを提供しています。この記事では、初心者向けにコーポレートサイトやポートフォリオサイト、ECサイトなど、目的別にWEBサイトを分類し、その特徴と役割を詳しく解説します。自分に合ったサイトを作りたい方や、各サイトタイプについて学びたい方はぜひ参考にしてみてください！

1. WEBサイトの種類とは？

WEBサイトの種類は、主にその目的や提供するサービスによって分類されます。たとえば、企業の情報を発信するコーポレートサイトや、個人の作品を展示するポートフォリオサイト、製品をオンラインで販売するECサイトなどがあります。これらのサイトは、どのような目的で作成するのかによって、その構成や機能が異なります。作成の際には自分の目的に合ったWEBサイトを選ぶことが重要です。

2. コーポレートサイト

コーポレートサイトは、企業や団体が自社の情報を発信するためのサイトです。会社の理念やサービス、製品情報、採用情報などを紹介するために作られます。企業のブランドイメージを形成する重要な役割を持っており、デザインやコンテンツが企業の信頼性や価値を伝える手段となります。

【画像】コーポレートサイトの例（企業の公式ウェブサイトのスクリーンショット）

コーポレートサイトでは、会社情報、サービス紹介、採用情報、最新ニュース、事例紹介などが一般的に掲載されます。訪問者に企業の信頼性を感じてもらうため、シンプルでプロフェッショナルなデザインが求められます。

3. ポートフォリオサイト

ポートフォリオサイトは、特にクリエイターやフリーランスの専門家が、自分の仕事や実績を紹介するために作成するサイトです。デザイナー、フォトグラファー、ライター、プログラマーなど、自己表現や仕事の実績をアピールするために使われます。ポートフォリオサイトでは、自分がこれまでに手がけたプロジェクトや作品を紹介することが中心です。

【画像】ポートフォリオサイトの例（デザイナーやライターのポートフォリオ）

ポートフォリオサイトでは、仕事のサンプルや実績をカテゴリごとに整理し、訪問者が簡単に自分のスキルや経験を確認できるように工夫することが重要です。また、個性を表現するデザインやレイアウトが大切で、仕事依頼や就職活動の採用にも直接的に関係してくるため、わかりやすいだけでなく視覚的に魅力的なサイト作りが求められます。

4. ECサイト（オンラインショップ）

ECサイトは商品をオンラインで販売するためのサイトです。オンラインショップとも呼ばれ、商品のカタログ、ショッピングカート、決済システムなどが搭載されています。企業が製品を販売するために利用するほか、個人や中小企業でも簡単にオンラインショップを立ち上げることができるプラットフォームがあります。

【画像】ECサイトの例（オンラインショップのスクリーンショット）

ECサイトでは、ユーザーが商品を検索し、購入手続きがスムーズに進むことが重要です。さらに、商品詳細ページにレビューや評価を追加することによって、購入者の信頼を得ることができます。モバイル対応やセキュリティ対策も必須です。

サイトが使いづらかったり、見づらかったりするとユーザーの離脱にも繋がり、売り上げにも直結するので、サイトのクオリティは非常に大切です。

5. ランディングページ（LP）

ランディングページ（LP）は、特定の目的を持った単一のページで構成されているサイトです。主に商品の販売、サービスの申し込み、イベントの登録など、ユーザーを特定のアクションに導くために作られます。多くの企業が広告やSNSのリンク先として利用しています。

【画像】ランディングページの例（特定商品の販促用ページ）

ランディングページでは、ユーザーの注意を引くために魅力的なビジュアルや短い説明文を使って、アクションを促すボタンを配置することが一般的です。シンプルで直感的かつ飽きさせない変化のある魅力的なデザインが求められます。

6. ニュースサイト

ニュースサイトは、最新の情報を提供するためのサイトです。新聞社やニュース専門の企業が運営するもので、政治、経済、スポーツ、エンタメなど、さまざまなジャンルのニュースをリアルタイムで更新します。ユーザーは最新の情報を手に入れるために訪れることが多いため、情報の正確さと信頼性が重要です。

【画像】ニュースサイトの例（新聞やニュースサイトのスクリーンショット）

これらのサイトでは、最新記事を常に更新し、見やすいカテゴリ分けがされています。時事的な内容を多く取り扱うため、更新頻度と情報提供のスピードが求められます。

7. 教育・学習サイト

教育や学習を目的としたWEBサイトも増えてきています。これにはオンラインコースを提供するサイトや、学習支援を行うサイトなどが含まれます。例えば、プログラミングを学ぶサイトや、英会話を教えるプラットフォームが該当します。

【画像】オンライン学習サイトの例（学習プラットフォーム）

教育・学習サイトでは、ユーザーが簡単に学び始められるようなインターフェースが求められます。レッスンの進捗を追跡したり、進行中のコースに簡単にアクセスできるような仕組みを作ることが大切です。

8. フォーラム・Q&Aサイト

フォーラムやQ&Aサイトは、ユーザー同士が質問をしたり、答えを提供したりするためのサイトです。例えば、Stack OverflowやReddit、Yahoo!知恵袋のようなサイトが該当します。これらのサイトでは、ユーザーが投稿した質問に他のユーザーが答える形式で情報が交換されます。

【画像】フォーラムやQ&Aサイトの例（掲示板や質問掲示板のスクリーンショット）

フォーラム型のサイトでは、ユーザーが簡単にトピックを立てたり、コメントを投稿したりできるインターフェースが必要です。また、質問と答えのやり取りがスムーズに行えることが大切です。

9. メディア・エンターテイメントサイト

メディア・エンターテイメントサイトは、動画、音楽、ゲーム、映画など、エンタメコンテンツを提供するサイトです。YouTubeやNetflix、Spotifyなどがその例です。これらのサイトでは、大量のコンテンツを効率的に管理し、ユーザーが自分の興味に合ったコンテンツを簡単に見つけられるようにすることが求められます。

【画像】エンターテイメントサイトの例（動画配信サイトのスクリーンショット）

これらのサイトでは、ユーザーが視覚的に楽しむことができるデザインと、コンテンツの検索性を高める工夫が大切です。

10. まとめ

WEBサイトには、目的やサービスに応じてさまざまな種類があります。コーポレートサイトは企業の情報発信に最適で、ポートフォリオサイトはクリエイターやフリーランスの実績をアピールするために作られます。ECサイトは製品の販売に特化しており、ランディングページやニュースサイト、学習サイトなど、それぞれのサイトには特有の設計や機能が求められます。

自分の目的や必要な機能を明確にすることが、最適なWEBサイトを作る上で大切です。これからサイトを立ち上げたい方は、どのタイプのサイトが自分の目的に最適かを考え、それに合った設計をするようにしましょう。

みやび

WEBディレクター＆ブロガー

2000年生まれ、WEB制作会社でWEBディレクターとして働きながら、副業でブログを運営している社会人です。大学では体育を専攻し、教員免許を取得しましたが、コロナ禍をきっかけにWEB業界に興味を持ち、未経験からWEBデザイナーとして就職。その後転職し、現在はWEB制作会社でWEBディレクターとして勤務しながら、WEBに関する様々な情報を発信しています。